みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE5

[伊勢の馬を引く鹿島大明神] - 翻刻

[伊勢の馬を引く鹿島大明神] - ページ 1

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こゝに安政二年 十月二日の夜 大地震(おほ ぢしん)ゆりて 家(いへ)たをれ 蔵(くら)くづるゝこと おびたゞしく 猶(なほ)死亡(し ぼう)の人(ひと)多(おほ)かる 中(なか)にけがもなく あやうき命(いのち)を たすかりたる 人〻(ひと〴〵)は伊勢(いせ) 《?:太(だい)》神宮(じんぐう)の 御?たすけ也 その故(ゆゑ)は 彼時(かのとき)御馬 御府内(ごふない)を はせめぐり 信心(しん〴〵)の輩(ともがら)を すくひ玉ふにや たすかりし人〻(ひと〳〵)の衣類(いるゐ)の袂(たもと)に 神馬(しんめ)の毛(け)入(いり)てある といふをきゝてその人〻 あらため見るにはたして 馬(うま)の毛(け)出(いづ)る也|是(これ)こそ 大御神(おほんかみ)の守(まも)らしむる所なりと云々 《?:〽か》みさまがでゝはおれ  た?ちはかなわねへはやく  にげだせ〳〵 〽アヽいてへ〳〵もふ  でませんごめん〳〵