Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4260 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4260 (1) - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】 やゝありてなみたのひまよりあゝなさけな のちゝうへやたゝひとりあるこのわかはわしか子 なからも大かたならす【並み大抵でない】なき子をはつせの くはんせをんにきせい【祈誓】して申たまはりし なりたとへはなにたるあやまちありとも一と はゆるし給ふへきことなりことにおさなき ものゝななれはなとかはいのちをたつほ とのことのあるへきそよその聞しもつき〳〵 しあゝうらめしのちゝうへやとりうていこかれ【流涕焦がれ=涙を流し大そう悲しみ】 てなき給ふもことはりとこそおほえたれ御 【左丁】 めのともわれ〳〵ちのうち【乳のうち=乳飲み子】よりやういく【養育】しまい らせてにはのまつのすゑひさにおひたち給 ふをまつこゝろへんくわかたまのおもひをなし よるひるいたきかゝへしにいまよりのちたれ をかいたきたてまつらんあゝなさけなの御あ りさまやないま一とめのとかと仰いたされ よかしと御しかい【死骸】にとりつきてなきこかるゝ ありさまはよそのみるめもあはれなり