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この同行のにうたうも西行かそのかみ
の有さまともおもひ出てかゝることをみて
心うくおほえけるもことはりとこそあは
れなり西行心つよくも同行の入道をは
おひすてたりけれともとしころあひな
れしものなれはさすか名残(なこり)はおしかり
けれともたゝ一人/小夜(さよ)の山中ことのま
の明神の御まへに侍りて若以(にやくい)色/見我以(けんかい)
音声求我是人行邪道不能見如来(いんせいいくかせにんきやうしやたうふのうけんによらい)と
らいはいしてさやの山中をこえてかくなむ
此春しゆきやうしやのくたりてありしか
この御たうにていたはりをしてうせ侍し
をいぬのくいみたして侍りきかはねはち
かきあたりに侍るらんといひけれと尋る
に見えさりけれは
かさはありその身はいかに成ぬらん
あはれはかなき
あめのした
かな