翻刻
【右丁】
なはるゝかたち中国にたかふ事有其国に良
馬白石なしともし火に黒麻をもちひ布を
もてあきなふ国のかたち東西二千里南北
千五百里なり都は開州にあり名付けて開
城府と云北京の都にいたる事其道三
千五百里なり
【絵の上部】扶桑国
此国は大漢国
の東に有板
屋をつく
りてすみ
かとすさらに
城槨なし武
帝の時罰
【左丁】
賓の人その国にいたりて見るに国人常に鹿をかふ
て牛のことくにつかふ又其乳を取を以てわさとすと也
【絵あり国名なし】
此国
建安より水
を行事五百
里也其国に
玉石おほし
中国の制度
にしたかひて
朝覲みつきものをたてまつるみな時にかゝはらす
王子およひ陪臣の子はみな大学に入て書をよ
む礼義はなはたあつし