翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

化物世帯氣質 - 翻刻

化物世帯氣質 - ページ 8

ページ: 8

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つゞき【□囲み】舟ゆうれいのそこのなきひしやくを とりあけてそこのあるのをわたしたぬきの 木のはをとりかへて小ばんをわたし それ〳〵のもとてをあたへて かせき【稼ぎ】にとりつかせけるは きとくなる  ことどもなり ○舟ゆうれいは ひしやくより おもひつきて りうくうじやう 名物本ほりぬき ひやつこい水うりと 出かけまことのどんぞこの まみづを くみて さとうも 出じまの ほんものを つかひ 一《割書:ツ|》はい 二もんと うりかけ おかはりは 一もんつゝおなじとしてやすうり せしかはうれるほどに〳〵 ▼▲ 【右ページ 下】 ▼▲ 大入大はん じやうして ぜにまうけ なしける しかし  これは なつの内 ばかりゆゑ 冬に なると 水くみを するつもり のよし 入道に ないばなし ありし よし なり 【右ページ 右下】 〽さとうを たんと いれて くんな 【左ページへ】 こゝにばんしうに としひさしき おきくがゆうれい 古井戸より出て まいばんさらを かぞへわうらいの 人をおびやかせ しが入道か りかいによりて【りうい=留意、配慮すること?】 ひとつのせう ばいをおもひ つきやきつき といふ事を はじめ 九まいの さらも 十まいに とゝのひ やう〳〵 じやう ふつ【成仏】とく どう【得道】し さらに えんある かつぱと ふうふ になり 次へ【□囲み】 【左ページ 下】 〽わしが かゝとの あかゞり【あかぎれのこと】も やき つぎに なり ま せうか