翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - 翻刻

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - ページ 21

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〇小塚原町より出火して旅舎残らす《割書:橋場の諸商|人は残る》箕の輪町迄焼込  千住宿破損多し三 昧(マイ)の寺院恙なし箕輪町真正寺秋葉権現  社潰る 〇 三圍(ミメクリ)稲荷社潰境内末社額堂手水屋其外残らす潰れたり土手  際石大鳥居倒れ砕る長命寺潰牛御前本社は全く《割書:少しは|傾く》額堂等  其外潰石鳥居門前なるは少しゆかみ中なるは崩る近頃いとなみし  別当の二階坐敷潰弘福寺は本堂鐘楼残り其外方丈庫裏共潰る  牛御前なる料理茶屋平岩潰る《割書:二階|屋也》寺多蓮花寺太師堂大破請地  村秋葉権現社は無事別当満願寺《割書:普請尤|古し》小梅常泉寺本堂全し木母  寺は  隅田川堤所々裂る本所牛島の辺所々大地割れ赤き泥の水を吹  出したり 〇本所の地は殊に震動甚しく家々両側より道路へ倒れかゝりて往来  なりかたく壓にうたれて死るもの或は焼死するもの幾百人なるも知  らす戸方顛倒の響耳に満て門延焼の元目に遮り号哭の声巷  囂しく叫喚大--蓮大--の苦みもかくと覚へて恐ろししか  りし野宿の族風雨に犯され其困迫目も当られぬさまなりとそ  其内焼失たるは  本所縁町《割書:火|元》壱丁目《割書:火|元》弐丁目間も阻て同四丁目《割書:火|元》五丁目同所《割書:火|元》花  町同町続御書院番組上村靭負本所徳右衛門町壱丁目《割書:火|元》弐丁目《割書:火|元》