翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

朝暾集. [6] - 翻刻

朝暾集. [6] - ページ 18

ページ: 18

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さる事もあるへしと斗思し文化度に水溜或は泉水の 水のあふれし程に震し事はしかと覚はるさりなから家居 のかたむき崩れるほとのことにもなかりしに此度は江戸近 くに至るまて震一時に潰崩なとする大地震にそありける其 元禄十六年十一月廿二日丑刻江戸大地震  御城内外石垣多崩 武家町家共破損相州小田原は余国よりも強民【見消し】家破倒 箱根山崩道路を塞同時所々出火人多死海濱え遁候者は 津浪て死とあり明和八年五月二日江戸地震同六月二日 江戸大地震としるしあれは気の為に動する事なれは何そ 井戸等の論にあるへからす元禄元ゟ安政二に至て百七十年明 和元【(「九」見消し)】年同九十七年になるなり 小川町松平右近 家来之書状【(二行見出し)】 当十三日七つ時小日向御屋敷ゟ御届被下候御手紙拝見仕候 然は当月二日夜四時稀成大地震にて三つ斗震候て 長屋向平潰に相成申候私儀宵ゟ小児与寐入申候故 私安次郎お富儀三人は出候事不叶潰下に相成漸々 掘出され申候先三人共怪我無之併私は少々打身致候得共 格別之儀には無之母子供両人聊怪我無之壱番に母欠出し 二番に歳【幾?】太郎三番におよしかけ出候残り三人は潰下に 相成所々ゟ出火にて漸々三番原迄女子供立退申候私義は 屋敷取締跡ゟ原迄立退漸々七時火留り屋敷え立 帰夫ゟ皆も帰宿いたし候       地震ましない怪我除の哥