翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

飲中八人前 3巻 - 翻刻

飲中八人前 3巻 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

そうし みめ くりの【三囲の】 へんへ あんじつを【庵室を】 こしらへ つねに みろく ぶつの ゑを とこへ かけ此ほと けもさけ すきで あつたけなと【あったげなと?】それ ゆへおれはこのほとけを さかなにしてのむといふはまだしもやすき おもひつきなり こゝろやすきそう四五人あつまり酒もんとう はしめる 「聖(せい)とはすみ酒の事なり 「賢(けん)とはにごりさけの事なり 「氵(さんづいに)酉(ひよみのとり)天(てんニ)口(くち)一人(いちニン) 一口(ひとくち)とはいかに 酒呑一合(さけいちかうをのむ)とうんぬん 【返り点を打つとルビをふれなくなるみたいなので省略しました。】 【挿し絵中の「醉中往々愛逃禅(酔中往々愛逃)」は杜甫の『飮中八仙歌』の一節。「飲中八人前」というタイトルの元ネタでもある。】