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なされて見なれ給にしをそれたにいとめさましき心の
なりにしさまましてかうあるましきことによそに
きくあたりにたにあらすおほとのなとのきゝおもひ
給はん事よなへての世のそしりをはさらにもいはす
院にもいかにきこしめしておもほされんなとはなれぬ
こゝかしこの御心をおほしめくらすにいとくちおしうわか心
ひとつにかうつようおもふとも人のものいひいかならむ宮す
所【御息所】のしり給はさらんもつみえかましうかくきゝ給て心
おさなくとおほしのたまはんもわひしけれはあかさて
たにいて給へとやらひきこえ給よりほかの事なし