Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 43

ページ: 43

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しかなむきこえさせ給ふとはかりきこゆわたり給はんと て御ひたいかみ【額髪】のぬれまろかれたる【注①】ひきつくろひひとへ【単衣】 の御そ【衣】ほころひたるきかへなとし給てもとみにもえうこ い給はすこの人〳〵もいかに思ふらんまたはしり給はりし よとおほしあはせんもいみしうはつかしけれはまたふし 給ひぬ心ちのいみしうなやましきかなやかてなをら ぬさまにもなりなはいとめやすかりぬへくこそあしの け【注②】ののほりたる心ちすとをしくたさせ給ふものを いとくるしうさま〳〵におほすにはけそあかりける 少将うへにこの御事ほのめかしきこえける人こそ 【注① 丸かれたる=くっつきあって丸くなっている。】 【注② 脚の気=脚気。また、脚の血がのぼって頭や顔がほてる症状ともいう。】