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きこゆやまとのかみのこりの事ともしたゝめてかく
心ほそくてはえおはしまさしいと御心のひま
あらしなときこゆれと猶みねのけふりをたにけ
ちかく◦(て)おもひいてきこえんとこの山里にすみはて
なむとおほいたり御いみにこもれるそうはひんかし
おもてそなたのわたとの【渡殿】しもや【下屋】なとにはかなきへ
たてしつゝかすかにゐ 給へり(たり)【「給へり」の左横各字に「ヒ」と傍記】西のひさしをやつして
宮はおはしますあけくるゝもおほしわかねと月ころ
へけれは九月になりぬ山おろしいとはけしうこの
はのかくろへなくなりてよろつのこといといみしき