Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 82

ページ: 82

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こそ心うけれとあれはほゝゑみてさま〳〵もかくおもひ よりての給ふにけな【注①】のなき【亡き】かよそへやとおほす いととくこ そ(とイ)なしひ【注②】に    いつれとかわきてなかめむきえかへる 露も草葉のうへとみぬ世をおほかたにこそか なしけれとかい【書い】給へり猶かくへたて給へることゝ露 のあはれをはさしをきてたゝならすなけきつゝお はすかくおほつかなくおほしわひてまたわた り給へり御いみなとすくしてのとやかにとお ほししつめけれとさてもえしのひ給はすい 【注① 似気無(にげな)=形容詞「にげなし」の語幹。ふさわしくないこと。】 【注② ことなしび(事無しび)=何事もないような様子。】