翻刻
源の
らいくわ
う
つちくものよう
くわひにおそれ給ひ
御なやみつかれ
ねいり
給ふ
さかたのきんときは
きとうしやきめういん
つらたましいあやしくおもい
こゝろをゆるさす
あと
より
つき
きたりやう
すをためし
みる
さてこ
そしれものよ
さて〳〵きものふと
い
づく
にう【木菟入:憎たらしい坊主】
めだ
いのくま入道ひそかに
らいくわうのねまへしの
ひこみかくしもちたる九寸
五分にて御くびをかゝんとうかゝふ
らいくわうさへぶつちめれば
おらかたんなはふくとくの
三年めよし〳〵
【福徳の三年目:福徳の御利益は三年目にまわってくるという意味で、転じて思わぬ幸運が舞い込むこと】