翻刻
【右頁上】
つち
くも女と
ばけてゝ
人々をたふらかす
【左頁上】
うらへのすへたけ
女はおらは
きらいものだ
御せんへつれて
ゆくことは
いらぬ
もの
じや
すへ竹
坂田の
きんとき
【右頁下】
□□?
とふぞおとり
なしてらい
くわうさま
に御めみへ
かいたしたふ
けんし【絹糸】
ます【。】まいも
すこしは【舞いも少しは】
けんして【絹糸て】
おり
ます
【女=土蜘蛛は糸売りで「存じ」と言うところに売り物の「絹糸」をかけた洒落を言っているようです。】
こりや〳〵女その
ほうはまひかなるか
わがきみ御しゆ
ゑんの
【左頁下】
おりから【折りから】よい
さいわい〳〵