翻刻
【右丁】【挿絵】
駿河打台
九寸一分 一尺三寸三分 四寸六分
上糸掛也下糸ハ此間に掛る 九寸六分
【左丁】
無台手にて組方
一左右の手に糸を懸向へ木を立結ひ一手組ては箆(へら)に紐(ひも)を
付置足の指(ゆび)に懸て足を引て打也此組にて縅(をどし)毛糸/柄(つか)
糸/啄木(たくぼく)或は源氏打又四角打等を組也口伝
右は糸を組紃する秘訣(ひけつ)なり尚口伝之所すくなからす
又さなた織は竪糸(たていと)を延て衲(つゝれ)織の如く織なれは別に
記るに不及也或は組紃共に蛇口(へびくち)を付抔の伝あれ共皆巨
細にして不記して自然(をのづ)から工夫もつくべきなれは于爰
不記也
機織彙編巻之五終