翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

作意妖恐懼感心 2巻 - 翻刻

作意妖恐懼感心 2巻 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

  口上 先(まつ)もつて各(おの)〳〵様(さま)御子(おこ)様 方(かた) 御機嫌(ごきげん)よくおいたづらを被遊(あそばされ) 御目出度(おんめでたく)奉存(そんじたてまつり)候 扨(さて)何(なに)がな 珍(めづ)らしき趣向(しゆかう)仕(つかまつ)らんと存候 處(ところ)に御子様よりとかく 化物(ばけもの)の本(ほん)を御 望(のぞみ)なされ候 扨ばけものも毎年(まいねん)いろ〳〵 出(いで)候 故(ゆへ)此上(このうへ)の思(おも)ひつきも 御座(ござ)なく依是(これによつて)めづらしく     化物を御覧(らん)に入申候 にばなの出来(でき)候 迄(まで)は余(よ)ほど間(あいだ)御座候 得(ゑ)ばゆる〳〵と 御一 ̄チ覧(らん)のほど奉希(こいねかいたてまつり)候 其(その)ため口上(こうしやう)さよふにカチ〳〵