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手候先年凶荒之節ハ壱俵金壱両弐朱文極高
【一字抹消】直ニ候所此節ハ夫よりも壱俵ニ而弐朱文高
ク候へともかゆ其外麦飯なと給へ候もの無
之鰹なと之様なる魚もやはり高直ニ而小前
之ものも壱本六百七百位候へとも売候よし
ニ候へハやはり穀物高直ニ而も銭まわり宜
敷ものニ候やふしき之事ニ候なり
先月中江戸表ニ而ハ百文ニ弐合弐勺迄ニ相
成候所其節ハ余ほと身なけをいたし候もの
有之又ハ出奔等子とも置しやり等追々有之
候よし此節ハ仙台御払米出候而弐合七勺ニ
相成候由仙台御やしき近辺ハ難儀之ものえ
ハ壱人壱日百文ニ五合ツヽ之わりニ而安売
ニ而御救ニ相成候よし
先日江戸ニ而両国より身をなけ候もの有之
候ニ付引とめ候而訴出候所当時右引とめ人
ハ御あつけニ相成候よしニ付跡ハ如何御賞
ニ相成候や此節預り人難儀いたし候ニ付何
ほと身なけ有之候而も救候もの無之候よし
《割書:廿一 日|七十六度》 朝大くもり五ツ時ゟてり立暑気又々