翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

百鬼徒然袋 3巻. [1] - 翻刻

百鬼徒然袋 3巻. [1] - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 《題:鉦(しやう)五郎》 金(こがね)の鶏(にはとり)は淀屋(よどや) 辰五郎か家の たからなりし よし此かねも 鉦五郎と言へる からは金にてや ありけんと 夢のうちに おもひぬ 【左丁】 《題:拂子守(ほつすもり)》 趙州(でうしう)無(む)の則(そく)に狗子(くし)にさへ仏性(ぶつしやう)ありやと まして傳燈(でんとう)をかゝぐる坐禅(ざせん)の床に 九年が間うちふつたる払子 の精(せい)は結加趺坐(けつかふざ)の相(さう)をもあらはすべしと 夢のうちに おもひぬ