翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

徳若水縁起金性 / 樹下石上作 - 翻刻

徳若水縁起金性 / 樹下石上作 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

ちんひやけしの【陳皮(蜜柑の皮)やケシの】 はいつたあめがふつて うまひよの中に なつてきてめしの さいやさけのさかなの うみ川からとれる もしけといふ【も、時化といふ】 事もなくやら へいとうに【平頭と有平糖(あるへいとう)の洒落か?】 とれてたいや ひらめがゑびざこの ねでかはれゝばこはだや このしろの下うをは【下魚は】 とびからすもはしを【鳶・烏もはし(くちばし)を】 つけず今でたといふ はつかつほも中おちは いぬもくはずねこも いやがるせんぎ      なり 〽世の 中の うまく なつた    も くま さかゞ天人の 下ひもを さらつて へんてんさまの のきへ引かけたからおこつた 事ゆへかのとびをばとり なかまでもうやまふ はと三つゆびでおいさつ するゆへにはとに       三指(さんし)のれいありといふ 【くまさか、鳶の名前。天女の腰巻きをさらう話とともにコマ4にあり】 【鳩に三指の…「鳩に三枝の礼あり」の駄洒落】 【鳩】 おかげで わたくし どもは まめの くひあきを     して ぢんきよを  しそうで    ござり      ます