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如く忌嫌ひ候段国賊と申も餘りある事ニ御座候故
廟堂之御政務者委敷窺知るべきニあらずといへ共大躰
當時之形勢を以推察いたし候へ者あたらずといへ共不遠
之道理二て今奸賊共對馬守殿を讒し候奸心より
侫舌ニ任せ余り妄言を咄候故却而自分虚妄之
偽言を顕し候事件不少候発端より外夷を拒む之御心
強應接之度毎ニ彼か申条を抽れ候事ハ承り及ひ
候得共今更慇懃丁寧之御あしらい可有様無之事ハ逆
徒も心ニ者能承知候事ニ可有之を口には如此妄言を咄事
めつらしからず候○日本周海之測量を差許され品川
御殿山を貸遣され候共無拠評義之上之御計ひにて
對馬守殿壱人之思召ニ可有之様ニ者無之其上周海測量
及御貸地等之事も夷人之申条強而挫き難候て御許
容相成候も内間ニ如此奸賊共隙を伺ひ居候折柄戦争
之端を開候而者天下之一大事ニ可及事を御心配
之様ニ可有之候左候へ者外夷之應接厳ならざるもと者
根元者皆逆徒之所為ニ有之候○彼等を導我国を取
らしめ候も同前之義とは決而悪謀之奸舌より出候妄
言ニして論すべき迄も無之事ニ候〇外夷應接
之後毎々差向ひ密談数刻ニ及ひ候事共彼を親
睦被致候て之故ニ而無之應接に難差許之事件を猶
又委敷解示され候事などは可有之も難斗候〇国
中之忠義勇憤之者とは己か逆徒を指ていう欤
然者其逆徒を国家の仇敵と忌嫌ひ候事何ぞ
對馬守殿御壱人ニ限らん逆徒を忌嫌ひ候者真実之
国忠なるをや
對馬守殿長く執政被致候ハヽ終ニ者 天朝を廃し
幕府を倒し自ら封爵を外夷ニ請候様相成候義明白
之事ニ而言語道断不届之所業と可申既先達而シイ
ボルトと申醜夷ニ對し日本之政務ニ携呉候様相頼候
風聞も有之候間對馬守殿存入様ニ而者数年を出すして
我国 神聖之道を廃し耶蘇之邪教を奉候て
君臣父子之大倫を忘れ利欲専らの筋而已ニ落入
外夷同様禽獣之群ニ相成候者疑なし微臣共痛哭
流涕大息之余り無余義奸邪之小人を令斬殺候上ハ
奉安 天朝 幕府下者国中之万民共夷狄と