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翻刻
仁和寺宮様
将軍職被遊候よし
諸大名御殿女中御暇日々あまた有之候
二月七日出
十六日 大霜快晴寒気
《割書:三十度》
此節棚蔵米両弐斗弐升位
上州辺も弐斗弐三升位
此節殊之外金詰りに而買人なし
京都ハ先日騒動中ハ白米両六升八合之由
京中殊之外金ハ寄り候よし諸国の金銭京中
へ集候事と相見候よし
今月十日夜小石川御屋形江飛坂の方より鉄
砲余ほと打込候よし何事か更ニ相わかり不
申候よし
中納言様七日ニ御登城被遊候而十日に御帰
館ニ相成候よし
十七日 朝くもり北風寒し終日同断もやう夜
《割書:三十八度|小林江遣候》
《割書:お定事昼八|ツ時男子出生》 中北風つよし雪雨ふる
十八日 宵より雪ふる五時ゟ止北風さむし終
《割書:三十五度》 日薄くもり