← 前のページ
ページ 59 / 121
次のページ →
翻刻
今日御達
徳川龜之助殿今卄九日辰刻
西丸へ御登
營被成候樣
大総督宮ゟ御沙汰ニ付御越被成候所
龜之助殿御事御當家御相續之義別帋之通被
仰出候間可被得其意候事
壬四月
慶喜伏罪之上ハ徳川家名相續之儀祖宗以來
之功業被
思召格別之
叡慮を以 田安龜之助殿え被 仰出候事
但城地祿高之義ハ追而被 仰出候事
五 日 宵より小雨ふる九ツ過より雨止南も
《割書:六十五度》 やうニ成ル八ツ時ゟてり立暑気ニな
る
是は風説之寫之由
徳川□□水戸表え退候後彌謹慎恭順被盡全
至誠より相出候先非悔悟致候上は非常之寛
典を以江戸城え被相送追而上京をも可被仰