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【右丁】
大権現様御信仰坐し御生土神の御葵と
御崇め被為遊忝も慶長十五年蒙
尊命駿府御城江當宮の神草御桂葵始て
献上仕右之御吉例により到尓今無怠慢毎歳
四月朔日於御白書院御葵献上
御目見江被仰付難有奉存候此神草と奉崇る
御葵之儀ハ皇太神宮降臨之むかし其所に始而
生し候霊應の神草にして天地陰陽の二葉万
世文武の道無止事の謂を表し皇太神宮天下
【左丁】
を知食国土を守らせ給ふ事他に異なる御事に
御座候右の御葵御定紋たる事万代不易天下
平均ならしめ給ふ自然の御祥瑞に御座候事
酉 六月 上賀茂一社中