翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

蟹牛房挟多 3巻 - 翻刻

蟹牛房挟多 3巻 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

うなぎはふかかわの きばにきれいなる すまいにて そふおうに くちもきく もとはぬらり くらりと したものなれど ふか川で もちい られ うまいものゝおやかたとなり かにかたづねて来りしゆへ ぐつとのみこみまんねん はしにいるかめどもこゝろ やすけれはしらせてやり かにがいちぶしぢうをきく なんのかけすかまわぬ うすやきねや うしのくそまで そのやうにせわをしたに 事にさるにはいしゆも ありおやじのかふらが いまてもとようかんには 【右頁下段】 わたしは すこし のみますと あかくなり ますがさだめて かめしるしは いまでもあかるで あろう きつい もんで こせいす 【右頁上段の続き】 いたみ ます ぜひ かたきを うたそふと ちからを そへる このころは ます そうは とふだの すさきの ざるでも とり ませう か