翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

虚言弥二郎傾城誠 3巻 - 翻刻

虚言弥二郎傾城誠 3巻 - ページ 17

ページ: 17

翻刻

女郎のま事とたまご のしかくあればみそかに つきがでるとない事にして おきしに染川がやくそくの ま事それよりあきないの たまごやきのしかく みそかのやみに 月のてよふはつ はなけれどあき ないにせいをだし 大晦日のよのとう めう【灯明】にまんど【万灯(会)?】の ごとくなりかり にもうそをつく ことなくしやう じきのこう べのうへにかみ のたなしだい〳〵 に家とみさかへ今 さかりのしんだいなり よいくれしやと大晦日にも うそをつかぬやうになり けり めてたふ ござんすと まちなれ たることば なれ 目出たし 〳〵 通笑作 清長画 【「女郎の誠」「玉子の四角」「晦(旧暦月の三十日)の月」は有り得ないことのたとえ。】