翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

化物通人寝言 : 2巻 - 翻刻

化物通人寝言 : 2巻 - ページ 12

ページ: 12

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みな〳〵つうしんの はけものともいろ〳〵 とし□〳〵をあらそひ ちらしくひちらして ほつきある きけれとも【ほっつき歩きけれども】 とかくさきだつ ものはかねなんぼ つうでもかねのなる きはもつまいしあそ こもこゝもふぎりだら け女郎かいには大つうても かんじんのかねもうけの ことにふつうなれはやほ にはおとつた  ことども     なり 【下段、金貸しの台詞】 せう もんも それで よふござ ります このきん すのうち でまつれ いきんを ひきま   せう 【左ページ】 はけものともそうだん してかねをかりんとし けれともなか〳〵めのある 人はこのやうなばけものに かすやうなばかものもな ければざとうかねとおもひ           つく さぐつても しれます まいがしと だるほどな はんをかして おきました またこれでひと せかいなりやま    けんぎやう 【「〜也」に山をつけ、なり山というのは通人の流行語だった】 【なり山の山を米山検校にかけた洒落。米山検校は有名な座頭】