翻刻
【右ページ上から、台詞】
□はなは
ありがたい
なにか
わからず
しやれる
やつの
カアいま
から
むかふじまに
しよふしやは
■四郎【?】がよひ
にやりさ
けふはきついさ□かいた
【左ページ左隅、台詞】
こそうやげんす□を
みせふそよ
おかゝさんがやうしを
かつてこいと
おつしやつた
【左ページ右上、台詞】
おしゆんさん
をめへもあいひれへ【?】
いつそいま
からよし
はらにしな
いかうつめは【?】
なせこぬな
さがりでも【?】
あるかしら
ぬ■四郎も
よかろふみ
めくり【三囲】から
あかりの
うらもん【上がりの裏門→注】
ぬけ■の
中とほり
のあきは
の山をぶら
つき大こく
やですいふろ【水風呂=水を沸かした風呂】をたてさせ
ぐつとゆはいりに
しな
【注:三囲神社の裏に隅田川があって、待乳山聖天から渡し舟があった。そこから上がってくる人のために裏にも鳥居があって、対岸から見ると土手の上に鳥居の上半分が見える状態だった。このあたりの風景として浮世絵にも描かれ、お芝居の背景にも描かれた】