翻刻
【右丁】
一種 《割書:菊葉ところ》 十三 一種 《割書:むかごところ》
一種 《割書:をにところ》 十四 菝葜(はつかつ) 《割書:さるとり》
一種 《割書:蔓生(まんせい)の物》 十六 一種 《割書:円葉(まるは)の物》
一種 《割書:へいけず》 十七 一種 《割書:ひめさるとり》
土茯苓(とふくれう) 《割書:さんきらい》 十八 一種 《割書:葉中班《見せ消ち:ある|ナキ》物》【注】 十九
一種 《割書:漢種(かんしゆ)の物》 廿一 一種 《割書:からすきば》 廿二
【左丁】
本草図譜巻之廿八
東都 岩崎常正 著
蔓草類
天門冬(てんもんとう) すへるくさ《割書:延喜|式》 すまろくさ《割書:和名|鈔》 はりかつら
すぎかつら アスハラキスピノシユス《割書:荷(を)|蘭(らんた)》
春月(はる)宿根(ふるね)より生(せう)す葉(は)は杜松(とせう)《割書:はい|まつ》或(あるひ)は杉(すき)の葉(は)に似(に)て細(ほそ)く一 節(ふし)二三葉 対生(たいせい)し茎蔓(くきつる)を引(ひき)
根(ね)に近(ちか)き処に逆剌(さかとけ)【刺の誤ヵ】あり蔓(つる)一丈余木上を纏(まと)ふ葉間(はのあいた)に小白花を開(ひら)き小円子(ちいさきまるきみ)を結(むす)ふ
南燭(なんしよく)《割書:なん|てん》子(し)の大さにて白色なり根(ね)の形(かたち)萱草(くはんさう)に似(に)て白色 指(ゆひ)の大さ長(なか)さ二三寸 味(あしは)ひ
苦(にか)し掘採(ほりとり)て蒸(むし)て皮(かは)と心(しん)を去(さ)り薬用(やくよう)す
【版心の中央部に記載あり】
天門冬
【注 「ある」の上から「なき」を上書きして、右側に訂正を記載】