翻刻
【右丁】
相思子(さうしし) 《割書:舶来の実》 十二 同 《割書:物印忙の図》 十三
猪腰子(ちよようし)#1 《割書:不詳》#2 石瓜(せきくは) 《割書:同上》#2
灌木類
桑(さう) 《割書:くわ》 山桑(さんさう)《割書:集|解》 《割書:まくわ》 十四
白桑(はくさう)《割書:同|上》 《割書:こほうくは》十五 鶏桑(けいさう)#3《割書:同|上》 《割書:あさみくわ》 十六
一種 十七 女桑《割書:同|上》 《割書:いとぐわ》 十八
一種 《割書:むらさきくわ》十九 一種 《割書:もみしくわ》 廿
【左丁】
本草図譜巻之八十六
東都 岩崎常正 著
男 岩崎信正 校#4
門人 小山広孝#5
喬木類
柯樹(かしゆ) しい しいのき 株樹(しゆじゆ)《割書:閩|書》 珠樹(しゆしゆ)《割書:泉州|府志》
株子(しゆし)《割書:閩書|実名》 椎子(ついし)《割書:同上|同上》
諸国(しよこく)山中(さんちう)に多し樹(しゆ)高大(かうたい)に至(いた)る#6葉は櫧(かし)の葉(は)より狭(せは)く長(なか)くして薄(うす)く硬(かた)く面深 緑色(みとりいろ)
背 褐色(うるみいろ)也夏月花を生し実を結(むす)ふ茎(くき)ありて一 処(とこ)ろに四五 顆(くは)を結(むす)ふ櫧子(かしのみ)と異(こと)に
して椀(わん)をなさす皮(かは)をなす此皮の面(おもて)鱗甲(りんかう)あり熟(しゆく)すれは開きて中の実 出(いつ)る形状(かたち)櫧(かし)
の子に似て小く細(ほそ)し炒は殻(こく)さけて仁(にん)顕(あらは)る此仁(このにん)を食用となす