翻刻
夫よりけん
ばんはみや
もとのおかう
其外おつな
おきんおみつ
おたけを
よびよせ申渡す
そのほう共
をよひ
出たせしは
外の
きにても
なしこの
たひみの
はへんより
むかふじ
まにから
まりいる【絡まり居る(長居する)】
てんとう
といふゑ
せものおゝ
くのげい者をもりつぶす事
すて置かたしよつて五人の者へ
かのでんとうがうつてをおゝせ付
らるゝ間ずいぶんてたて
てく
たお【手立て手管を】
もつて
きやつ
をもり
つぶし
いけどり
きたる
べし
おつしやりまし
たとふりみんな
せうちいたし
やしたおかうが
どんなのみてでも
おつなことをこじ付て
おみつぶさいでおきん
せうかでんとうをもり
つぶすへんとうはかくの
とふりでござります
【討っ手として呼ばれた酒豪は「おかう(おこう)」「おつな」「おきん」「おみつ」「おたけ」の5人。奉行への返事はそれらの名前を折り込んだ洒落になっている。「おたけ」だけどこに入っているかわからない。】