翻刻
【右丁】
一坊口六分の縄五十尋を継て長十六丈にはつて十八筋を
一々にして三を合て打已上五十四筋を三くりにうち
たる大縄也打立十一文也
又一坊同縄を二十二丈にはつて各十八ツヽ三合已上五十四寸
ちや打立十六文也ろくろ二縄二坊用意此外又綱
一坊打立屋の前二鳥居の内にて侍の北の屏の
許の木にゆひ付て経所の南の屏許へはゑて打
一 番匠先当参七人して綱を打柱かき木已下具足等
作直て七月廿六日に奈良ゑ下向八月五日又十人参
一 同八日寅刻に仮殿江出御本正殿の御前より社造の渡
【左丁】
殿の御前えかりひさしをさす宵のほとに社務并子
息の社司家礼氏人等皆参てかり殿の御内御具足した
ためまいらする御内のかな物は社務の嫡子貴布称々
宜打之皆したゝめまいらせて仮殿の御戸の西の
わきより仮庇の西のわきより仮庇の檐正殿
さて大幔《割書:白布|六のにて》引まわす其時は社司は衣冠氏
人は狩衣を着如此候 勲(本ノマヽ)まいらせて退出し て装
束を政(改歟)て参其時自余の社司等も皆参社司は
皆束帯之上にちはやをきる束帯と申は尻を ふつ(本ノマヽ)う
為定には引かす也しりへまき上て表袴の長 祝(程歟)に