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おやのかたきと
ひとつめこぞうきん
ひらをつけねろふよし
きんひらのみゝへはいりこいつ
はおもしろいどふぞその
ひとつめにめぐりあい
たいものだとしよ〳〵を
さがしあるくひとつめ
こぞうこのことをきゝて
かたきにめぐりあつて
たまるものかといろ〳〵
にげつかくれつしてふと
おもひつきばけものでいては
見つけられんとおもひさい
わいむさくろしきなりにて
こもをかぶり人げんのひにんと
見せかけかほをかくしてしの
びあるきけるきんひらは
とかくひとつめにめぐり
あはぬことをざんねんにお
もいつく〴〵しあんし
すべてかたきをねろふもの
【左ページへ】
よくひにんなどに
身をやつしゐるもの
なりとこゝろづき
あるときみち
にてあやしき
ひにんを見
つけよく〳〵
見ればひとつ めなりさては
おのれかたき うちだなと
とがめられてかの
ひとつめだん
なとんだことを
おつしやるわたくしは
かたき打では
ござりませぬ
ごろうじませ
このたけのつ
ゑもやつぱりたけのつへ
あをいしもさ うでは
なし〳〵と
くもをかすみと
にげてゆく
【右ページ下】
〽あなたを
かたきと
はもつたい
ないだれ
がそんなことを
申まし
た
【その左上へ】
ようゐの
きんすは
このとふり
かたき打
【左ページ下へ】
でない
しやうこで
こざります
〽おのれそう
いつても
がつてんが
ゆかぬかたき
うちとなのれ
〳〵
今かたきうちの本が
はやるからわれも
おれをうつて
一九にでも
かいてもらへ
さ