翻刻
さもうつくしき。わかぎみを
もうけ給ふ。中(ちう)しやうとの御
らんじて。たぐひなき御事
におもひ給ふ。御めのと数々(かす〳〵)
そのほか
おの〳〵
まいり
いつき
かしつき
たまふ
こと
かきり
なし
かくて日にそへて。ひかりさ
したまふ心ちして。うつく
しくおいたち給ふ。大なごん
どのきたの御/方(かた)も。よそ〳〵
ながらきこしめし。中しやう
どのは。なにとてかやうの御
事。つゝませたまふぞや。そ
のみはいかやうの人にても
あれ。中しやうどのゝ御らん
ぜん人。そのうへうつくしきわ
かきみも出(いで)来(き)させ給へば。我々(われ〳〵)
いかでかをろかならぬ。姫(ひめ)ぎみ
にもたいめんして。もろとも