翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

木幡きつね - 翻刻

木幡きつね - ページ 26

ページ: 26

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さるほどに。かのあんじつには。 みやこの事のみこひしくて すごし給ふ。さりながら。わか君(きみ) の御さかへ。よそ〳〵ながらみた まひて。うれしさかぎりなし。 わかぎみはいよ〳〵みねに 上り。はなを折(おり)たにの水(みづ)を むすび。せうなごんもろともに。 みだの  みやうがう    となへをこなひ   すまし     給ひけり かゝるちくるい   だにも    ごしやうぼだいの      みちをねがふ     ならひなり    いはんや人(にん)間(げん)として      などか此みちを     なげか      ざらんや   ■やうにやさしき事      なれば       かきつたへ      申なり〳〵