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もり【もれ(漏れ)の古形】きゝ給はんことはたはふれにても心のへたて
ありけるとおもひうとまれ【愛想をつかされ】たてまつらん心くる
しうはつかしくおほさるゝもあなかちなる【ひたむきな】
御心さしのほとなりかし【なのでしょう】かゝるかたのことをは
さすかに心とゝめてうらみ給へりしおり〳〵なとて
あやなき【とるに足りない】すまひことにつけてもさおもはれたて
まつりけんなととりかへさまほしう人【入道の娘】のありさ
まを見たまふにつけてもこひしさのなくさむ
かたなけれはれいよりも御ふみこまやかに
かき給てまことやわれなから心よりほかなる