Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 87

ページ: 87

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給へるにいとゝ【ますます】物おほえす【我を忘れて】しほたれまさる【涙にくれる】た ちゐもあさましうよろほう【今にも倒れそうによろよろする】さうしみ【正身=本人】の心ち たとふへき方なくてかうしも【こんな風を】人にみえし【人に見せられない】と 思ひしつむれと身のうきを【身分の違いが】もと【根本、原因】にてわりな き事なれと【どうにもならないが】うちすて給へるうらみのやる かたなきにたけきことゝは【現在できる最大の事とは】たゝ涙にしつめり はゝきみもなくさめわひてはなにゝ【何のために】かく心つく しなる事【心労すること】をおもひそめけむ【思いついたのか】すへてひか〳〵し き【ひねくれている】人にしたかひける心のおこたり【思慮の手抜かり】そといふあ なかまや【ああ、うるさい】おほしすつましき【心の中で見捨てられない】事も物し給めれ【おありなのだろう】