翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

誹諧名知折 2巻. [2] - 翻刻

誹諧名知折 2巻. [2] - ページ 11

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犬子草 元気よし里の日なたの犬子草 梅郊 木樨花 木樨の花の香強し雨上り 春郊 白膠木 神籬や朱にぬるての濃もみち 梅壽 烏頭 鳥かふと秋風楽はおのつから 栗堂 漆花 ちる迄は散らぬ堅地や花漆 雅郊 狼芽 駒つなき咲や牧士かすむあたり 素芹 苦参引 顔にもつ苦みはいかにくらゝ引 李谷 縷紅 しとけなく糸巻かけし縷紅哉 其禮 竜胆 りんたうや鎌倉山のおもひ草 寛之 柾のかつら 散うせぬ色を柾のかつら哉 寶馬 秋葵 朝風やすへるとろゝの花の露 久喜 玉圃 当薬引 当薬や積にこたへてひく力 里暁 われもかう 野は花のさかりや人もわれもかう 素外 貴船菊 九日の祭にかさせ貴ふね菊 三糸 雪下紅 ぶら〳〵と鵯上戸色つきぬ 鐘下 薏苡 珠数玉の実をもみ切や朝嵐 久喜 松岳 仙蓼 仙蓼や実の霜覆ふ葉の配り 呑鳥 茴香実 風も実の入る匂ひ哉くれのおも 志夕 たもの実 たもの実のこほれて黒し雨の朝 花藍 菩提子 菩提子やまたわさくれに拾ふ児 津富