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【右頁】
〽蝉(せみ)のこへを
きゝながら
こゝろもちよく
午睡(ひるね)をもよ
ほしたが
もう七ツ
さがりと
見へる
日も西(にし)に
昼(ひる)のあつ
さをとりかへす
とは此ときだ
どうもいへぬ
こゝろもち
の
うへ
寝(ね)
起(おき)
と
いふ
もの
で
【左頁】
とかく
おへるには
こまる
もう
あつさは
とりかへ
すし
とりかへし
ついでに
夜前(ゆうべ)の
仕(し)のこり
を
とり
かへそう
〽どういた
そう
わたしを
むりに
此様(こんな)ものへのせて
アレサおちそうで
いつそこわい
そして
こういふ所(ところ)を
ひとに
見られる
と
はづかしい
ねへ