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翻刻
天気よし
三日子上刻出今五日辰ノ刻到着小瀬弥一
衛門ゟ井坂早太郎へ来書写之よし
今朝外桜田井伊掃部頭登
城懸ケ十余人程群集何レも抜刀ニ而打懸候
勢ニ恐怖いたし候哉家来四方へ散乱掃部頭
を駕籠ゟ引出し一番何某之由ニ而指抜き候へ
は打かさなりすだ〳〵ニ切殺し終ニ頭を打
落シ候所へ掃部頭屋敷ゟ追々馳集り来候故
逃去候處追詰り候哉八代洲河岸ニ而壱人首
を手ニ掴み切腹いたし斃尤番所前之よし
然ル所井伊之臣宇津木六之進と申者数人
引連追来候得共番所ニ而取押られ手を付候
事不成よし日比谷の方へ走候者両人是又割
腹致候由別紙姓名之世人細川越中守殿屋敷
へ入云々ニ而打殺候間御申立之上天下之御
法ニ御取計被下候様頼候よし両人別紙名前
之者薩州公へ同断申立候由何レも細川殿へ
御預之由三人ハ即死住谷ハ深手評定所へ引
取候由戸板へ乗せられ来候得共愉快〳〵と