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《割書:晦 日 |三拾九度》 朝より薄くもり夕方より小雨ふり夜
《割書:甲子》 四ツ時より丑寅より南風にて雨風明
《割書:会津城下玄米|八斗八升位》 方迄つよし大嵐し也
《割書:四五日已前ゟ鹿嶋浦より磯ミ なと久慈辺い|わし漁事有之大いわし油ものニ而壱玉七八》
《割書:升ツヽ油出候よし夫故いわし高直ニ而壱盃|七百文位磯ニ而拾三〆位目方ニ而両ニ壱俵》
《割書:弐分五厘商人取引相場是ニ而湊ニ而追々引|取候よし》
今夜嵐にていそミ なと辺ニ而まくろ漁船五
六船行衛不知死人も有之候よし
仙台御城米鹿嶋浦にて難船致湊へ右船入津
弐千俵余之内ぬれ千俵ほと有之候よし
下町栗崎村二階堂之稲荷当月初より参詣之
人夥しく出る一日三四千人位ツヽよしつ茶
屋五十軒余も出来る殊之外霊験有之候よし
是ハ当二階堂祖父之代上京之節伏見ニ閉
門の稲荷之社有之候ニ付承り候所先年
禁裏御焼失之節戸〆ニ相成居今以御免ニ
不相成よしを咄有之候ニ付夫を二階堂貰
受持参致候稲荷之由夫え小鶴の稲荷同居
いたし候よし
是ハ小鶴ニ而此節疫病殊之外流行致候ニ