茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻7 無題(日記帳) - 翻刻

巻7 無題(日記帳) - ページ 37

ページ: 37

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《割書:晦 日 |三拾九度》  朝より薄くもり夕方より小雨ふり夜 《割書:甲子》   四ツ時より丑寅より南風にて雨風明 《割書:会津城下玄米|八斗八升位》 方迄つよし大嵐し也  《割書:四五日已前ゟ鹿嶋浦より磯ミ なと久慈辺い|わし漁事有之大いわし油ものニ而壱玉七八》  《割書:升ツヽ油出候よし夫故いわし高直ニ而壱盃|七百文位磯ニ而拾三〆位目方ニ而両ニ壱俵》  《割書:弐分五厘商人取引相場是ニ而湊ニ而追々引|取候よし》  今夜嵐にていそミ なと辺ニ而まくろ漁船五  六船行衛不知死人も有之候よし  仙台御城米鹿嶋浦にて難船致湊へ右船入津  弐千俵余之内ぬれ千俵ほと有之候よし  下町栗崎村二階堂之稲荷当月初より参詣之  人夥しく出る一日三四千人位ツヽよしつ茶  屋五十軒余も出来る殊之外霊験有之候よし   是ハ当二階堂祖父之代上京之節伏見ニ閉   門の稲荷之社有之候ニ付承り候所先年   禁裏御焼失之節戸〆ニ相成居今以御免ニ   不相成よしを咄有之候ニ付夫を二階堂貰   受持参致候稲荷之由夫え小鶴の稲荷同居   いたし候よし   是ハ小鶴ニ而此節疫病殊之外流行致候ニ