翻刻
【開張提灯の下】
吾妻雄兎子作
戀川女好樓画
/聖人(せいじん)も/佛(ほとけ)も
もとを/尋(たづ)ぬれば
/玉茎(へのこ)のうは/水(みづ)
/陰門(つび)の/下露(したつゆ)
【吹出し】
「今まではう〴〵のおかいちやうへさんさい
いたしたがこんなあらたかなれいはう
ものをおがんだことはありませんはそれだ
からおまんこがありがたがつてぬら〳〵と
なみだをこぼして
をるのでございますヨ
【吹出し】
「わたしなんぞも
こんなはう
もつははじめて
みやたがどこの
かいちやうのれい
はうもこゝのやうに
きのわるいものばかりぢやア
さんさいのひとはみんな
じんきよしてしまひませう
さて〳〵こまつたところだねへ
【図柄の短冊文字】
五人組、あじ芳、恋川秀あけ、しん吉はら、御房前
ひどまら、よかりや、せき太夫