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コレクション: 松平文庫

温古集 三巻 - 翻刻

温古集 三巻 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

   勅任    《割書:元老院議官|従四位》      由利公正 一丁卯九月徴士参与会計官へ出仕大判事奉職断然  方向ヲ策シ諸端尽力   旧藩諸幣漉職并従来掛り役輩之内人選を以   呼登シ新規金札を製シ差向キ莫大之御用途を初   会征鎮静後引続籾千万両之才覚無御指支相   整且右紙幣新製候付而ハ種々議論有之候を   方向之見当を毌らキ尚々夫ゟ以来紙種板行   等ハ時々之御模様ニ而代るといへとも引続益御製   造外国とも融通盛ニ相成候ハ全く由利氏   智謀之勲功也と衆人妬情之念なく感賞   せり 一戊辰    被叙 従四位 一庚午四月廿五日福井藩ニ而  丁卯之冬上京以来断然方向を策シ諸端替決尽力其績ヲ  賛成候付御賞典之内永世弐百石終身百石都合三百石  金領換候事