翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

火水風災雑輯. [2] - 翻刻

火水風災雑輯. [2] - ページ 45

ページ: 45

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【上段】 ころは嘉永七寅年十一月 四日朝四ツ時大地震 山の手下町本所深川朝浅 くさ千住品川辺近郷近在 武州ちゝふ辺中にも桜田南 部さま甲斐様丸の内御やしき 久保町飯倉十番芝新錢 座会津様小網町日本橋 辺小川町いなり小じ辺 のやしき此辺ふるい水道はし 小石川辺本郷にて物屋むろ落 けが人あり小名木川迄石かけ くづれ堀江ねこさね辺つよく こしいん原大名三間ふるい まれ なる次第なり諸君の高らんに そなえるもの也 【上段】   /万歳樂(まんざいらく)の     津ら称 /東西南北(とうざいなんぼく)/四夷八画取(しゐはつくかとり) /天地乾坤(てんちけんこん)の/其間(そのあいだ)に /何(いづ)れの/土地(とち)も/動(ゆら)ざらんや /遠(とふ)のらん国へ/便(たより)にさけ/近(ちか)くは ゆつて/眼(め)に/泪神無月(なみだかみなしづき)と/□(さいは)ひに /家(いえ)/落(らく)/堂社(どうしや)をゆりこわし/大地(だいち)が /裂(さけ)て/此世(このよ)から/奈落(ならく)へ/沈(しづ)むゆびさや ゝつのん/野宿(のじやく)する/身(み)の/苦(く)/病(やまひ) 五こが/雨降(あめふり)かゝる/涙(なみだ)/砲(ふりがな)/硯(すゞり)の水ぐすに□に /地震(ぢしん)の/歌(うた)をしかべと/柿(かき)の/素(す) /袍(すう)や/大太刀(おふだち)を/仮(かり)の/衣物(いしやう)の/成田屋(なりたや) もどき/法(まつり)/出(いで)たる/其(それがし)は/鹿嶋(かしま)/要(かなめ)石の助 /石□(いしず)といふ神/豊(とみう)/南(なん)/膽(ぐら)/歌(ふた)/臺(いふ)へはい に/尾鰭(をひれ)はべするのらくら/者(もの)/鯰(なまづ)/坊主(ぼうづ)は /吉例(きちれい)の/顔見世(かほみせ)/近(ちか)き 十月二日/□(のふ)/是(これ)のらは/般若(ばんじやく)と/踏(ふみ) /堅(かた)めたるあはふ/皇国(みくに)ゆるがぬ/御代(みよ)の /万歳楽(まんざいらく)/此(この)/後(のち)さまたげひろざない/筋(すじ) /骨(ほね)/抜(ぬき)の/蒲焼(かばやき)となして/凡夫(ぼんぶ)/口(くち)ほにり/込(こむ)と等々              納てもふす