翻刻
【右丁】
一種
いわおもだか
ミイハム《割書:蝦|夷》
豆州武州 八王子(はちわうし)及(およ)ひ諸国(しよこく)山中(さんちう)
皆(みな)あり岩石上(かんせきしやう)に生す葉(は)に三尖(みつとかり)
ありて蝙蝠(へんふく)《割書:こふ|もり》の飛形(とふかたち)の如(こと)く又
慈姑(じこ)《割書:くわ|い》の葉(は)に似(に)たり
【左丁】
一種
いわみの
岩石上(かんせきしやう)に生(せう)す一 根(こん)叢(さう)
生(せい)葉(は)幅(はゝ)三四分 長(なか)さ三四寸
形(かたち)金星草(きんせいさう)《割書:うら|ほし》に似(に)て葉背(はうら)
の星(ほし)長く形(かたち)蛾眉(かび)の如(こと)く葉(は)
の本(もと)に茎(くき)あり
【版心の中央部】
いわみの
【十七行目末の「背」は別の字を消した上から書いている】