翻刻
【右丁】
水萍(すいへい) たねなし うきくさ ワートルリンセン《割書:荷|蘭》
水花(すいくは)《割書:釈名|本経》 水白(すいはく)《割書:釈名|別録》 水蘚(すいせん)《割書:同|上》【注】
夏月(なつ)池沢(いけさは)及(およひ)田中に生(せう)す水面(すいめん)を浮(うか)び三 葉(やう)一 顆(くわ)をなし四五 葉(やう)生(せう)すれは自分(おのつからわか)る葉下(はのした)に
鬚(ひげ)の如(こと)き根(ね)あり
【左丁】
紫背浮萍(しはいふへい)《割書:時|珍》
大(おほい)さ二分 許(ばかり)にして正円(まんまる)葉面(はのおもて)は光沢(つや)ありて背(うら)は紫色(むらさきいろ)なり
【版心の中央部】
浮萍
【注 「蘚(せん)」は「蘇(そ)」を消して書き直している】
【目次(コマ3)に「水萍」の記載無。但し「紫背浮萍」の割書に「うきくさ」有。】