翻刻
【右丁】
一種 きくさきたいもじさう
野州(やしう)日(につ)
光山(くはうさん)に
あり葉(は)
背(うら)深紫(こきむらさき)
色(いろ)花(はな)十
余弁(よへん)あ
り単弁(ひとへ)
の菊(きく)の
如(こと)し
一種 信州木曽の産
茎葉(くきは)共(とも)に到(いたつ)て
細小(さいせう)花はたいも
じさうの如(こと)き物(もの)
【左丁】
一種 ゆきもよう
葉(は)大にして款冬(くわんとう)《割書:ふ|き》の如(こと)く
厚(あつ)くして周(めくり)に鋸歯(かゝり)あり
茎(くき)緑色(みとりいろ)秋月(あき)
花(はな)あり虎耳(こし)
草(さう)《割書:ゆきの|した》の如(こと)し
【版心の中央部】
ゆきもやう
【七行二字目「深」のルビ「こ」は別の字の上に書かれている】