翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻34-36 - 翻刻

本草図譜. 巻34-36 - ページ 83

ページ: 83

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【右丁】 一種    づだやくしゆ《割書:信|州》   づだは喘嗽(せんさう)を云 此物(このもの)よく哮喘(かうせん)を   治(し)する功(こう)あり故(ゆへ)に名(な)つく駿州(すんしう)富(ふ)   士(し)野州(やしう)日光山 等(とう)に葉はちやるめる   さうに似(に)て茎(くき)高(たか)さ七八寸 小葉(せうやう)両(ふたつ)   附生(ふせい)し末(すへ)に穂(ほ)をなして五弁(いつへら)の   小白花を開(ひら)く其実(そのみ)船(ふね)の形(かたち)をなす 【左丁】 一種  やまゆきのした   葉(は)長(なか)く加条(かしやう)《割書:ゑの|き》に似(に)て幅(はゝ)   五六分 長(なか)さ一寸余又 夜(や)   落金銭(らくきんせん)《割書:ごじ|か》にも似たり背(うら)   淡紫色(うすむらさきいろ)夏月(なつ)二三寸の茎(くき)   を抽(ぬきんし)て穂(ほ)をなし小砕黄(せうさいわう)   白花(はくくは)を開(ひら)く根(ね)の傍(かたはら)に短(みしか)   き鬚(ひけ)を引(ひい)て苗(なへ)を生す 【版心の中央部】 やまゆきのした