Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 14

ページ: 14

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【上段】 明(あけ)くれみにくき形(かた)ちをあ らたむる物なれはゆめ〳〵 そまつにすべからす円鏡(ゑんきやう)と いゑるは円(まろ)きかゝみなり 柄(ゑ)の付たるをは手鏡(てかゝみ)と いふなり唐土(もろこし)にては黄帝(かうてい) の御時十二 面(めん)の鏡を月〳〵に 用ひ給ひしとかや又 堯(きやう)の帝 臣下(しんか)の尹寿(いんしゆ)といふもの始て 作り出せるよしふるき 文(ふみ)にもしるし侍(はべ)る誠(まこと)に 鏡は我 日(ひ)の本(もと)にして 第一のたからなる事(こと)を しりて女(おんな)はつね〳〵つゝし みにつゝしみをかさねて よく〳〵心得へき事なり 【下段】  喜撰法師(きせんほつし) わが庵(いほ)は  みやこの たつみ しか  ぞすむ よを  うち山(やま)と  人(ひと)はいふなり