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【上段】
【四角い囲みの中】
女 諸礼躾方(しよれいしつけかた)并 平(へい)
生(ぜい)たしなみ草(くさ)
○人のかたち礼儀(れいぎ)を重して
たしなむと徒にて■【女+耆】と
有り其たかひにすがたに
あらはるゝ也 心(こころ)をきよく
して身持(みもち)いやしからぬそ
よし是第一の心得成るべし
○人に礼をするを俗に辞義(しき)
といふ実(まこと)に敬(うやま)ふか心を持て
すへし
○盃(さかつき)をいただくより呑(のみ)て帰
すまて左りの手をつき
右のかた手にてすごし肴(さかな)は
はなかみのうへにおき後く
わい中すへし
【下段】
蝉丸(せみまろ)
これやこの
行(ゆく)も
かえる
も
わかれては
しるもしらぬも
あふさかの関(せき)