Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 30

ページ: 30

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【上段】  形名(かたな)か妻(つま) 舒明(じよめい)天皇の時ゑぞか島 謀(む) 反(ほん)す天皇 形名(かたな)を将軍(しやうくん)とし て是(これ)をうたしめ玉ふ軍(いくさ)利(り)なく して敵(てき)の為(ため)にかこまれか たな終(つい)に英気(ゑいき)を失(うしな)ふ其(その) 妻(つま)形名をはげまし一たび の敗軍(はいぐん)を見て勇気(ゆうぎ)を 落(おと)す事(こと)やあると夫(おつと)の弓(ゆみ) 矢(や)を取て召仕(めしつか)ふ女はら【おんなばら(女輩)=女の人々】 に兵杖(へいしう)【「兵仗(へいじょう)=兵器のこと】をもたせ守(まも)らせ けれは戎(ゑびす)あへて近(ちか)付す終(ついに) 謀斗(はかりこと)を以(もつ)てゑぞを従(したがい)し也 【下段】  菅家(かんけ) このたびは  ぬさも とり  あへす   手向山(たむけやま) もみぢのにしき 神(かみ)のまに〳〵